浄化槽修理

漏水、破損の原因は・・・

地下に埋めてあるので、いつ、どのようにして傷になったかは、分かりません。
考えられる原因としては、土圧の変化、地盤沈下等です。
例えば、建物の重み、駐車場の下にある場合は車の重み、工事車両・等大型機械等による振動等

修理しないでそのまま放置しておくと・・・

浄化槽内の汚水が地下浸透して、周りの土を侵食し、陥没の原因となります。
また、地下水に混入し、井戸水を摂取した場合、食中毒を起こす可能性もあります。
浄化槽としての機能を低下させ、いずれは使用不可能となります。
その場合は、浄化槽本体を入れ替える工事をしなくてはなりません。
費用も工事日数もかかりますので、傷が小さいうちに修理することをお勧めします。

作業手順としては・・・

  1. 浄化槽の汚泥引抜清掃
  2. 作業員が槽内に入り、汚れた内部全体にブラシをかけながら、傷の確認をする。
    汚れの下に傷があることがあります。(作業の妨げになる部材があれば取り外し、作業後修復する。)
  3. 補修材を張り付ける為、下地の処理をする。
  4. 補修材を張り付ける。
  5. 補修材が固まったことを確認し、水を張り、水位が正常か確認する。

以上で完了となります。
狭い場所での作業となりますので、酸欠に留意しながら作業しております。

浄化槽の汚泥を引き抜く

浄化槽の汚泥を引き抜く

ブラシをかけながら傷の確認

ブラシをかけながら傷の確認

傷確認

傷確認

傷確認 下地処理

傷確認 下地処理

下地処理後

下地処理後

補修材塗布中

補修材塗布中

補修材塗布中

補修材塗布中

水を張り水位の確認

水を張り水位の確認

安全対策 酸欠防止

安全対策 酸欠防止

料金について

傷のある場所、大きさ、数等によって、金額は、変わってきます。
浄化槽の上からでは、汚水がありますので、傷、割れ、変形の状態がわかりません。
現場確認ができれば、経験上ある程度の見積をすることができますが、お電話等でお問い合わせいただいても、お答えすることはできません。
修理代金に加え、浄化槽の汚泥引抜料金も別途かかります。
当社では、浄化槽の汚泥引抜清掃をした際、担当者が、槽内の変形等に注意し、漏水する前に、補修・補強のお知らせをしております。